島根県高等学校PTA連合会

校歌

PTAの歩み

本校のＰＴＡ活動は、昭和 30 年代に農業科の学級減に係る強い陳情活動が行われたこともあったが、学校への協力の他に会員各自が研修の場をもって活動するなど、各方面から高い評価を得てきた。その結果、平成７年度の第 45 回全国高Ｐ連大会において、ＰＴＡ優良団体として「文部大臣表彰」と「全国高Ｐ連会長表彰」を同時に受賞した。また、昭和 61 年度から 2 年間、松本東一郎ＰＴＡ会長が、さらに、平成 18 年度から２年間、本山禎彦会長が島根県高等学校ＰＴＡ連合会会長に就任するとともに事務局の担当校となっている。

組織運営の歩みを振り返ると、幾つかの転機がみられる。ＰＴＡ地区活動では、昭和 31 年度に地区委員を新設、さらに昭和 50 年度には地区委員の中から評議員が選出され、それに伴って学級委員は廃止された。専門部会は、昭和 38 年度に農業部会、翌 39 年度には「母の会」が発足した。その後、農業部会は農業科の閉科をもって活動を終え、「母の会」は昭和 54 年度に「ＰＴＡ母姉部会」に改組されたが、平成 14 年度をもって各種委員会や全体の行事の中でその活動を活性化することで、発展的に解散した。一方、委員会制度は昭和 47 年度に発足したが、昭和 60 年度の会則の抜本的改正により、研修・生活指導・広報の三つの委員会が設立され、機関紙の安高ＰＴＡ会報『のぞ美』が発刊され現在に至っている。

学校の特色

本校は、歴史と伝統に富み民謡安来節とハガネの町として知られる中海南岸の安来市の伯太川沿いに位置する普通高校で、戦前の農業高校から数えると、100 年以上の歴史をもち、卒業生の数は２万名余りに及んでいる。

「きびしく・高く・美しく（自律・真実・友愛）」という教育目標のもとに、全教職員が一致協力して学習指導・生活指導にあたり、心身ともに豊かな人格の育成に努めている。さらに、セミナーハウス「中の海会館」・天体観測施設など県下有数を誇る施設・設備をもち、校舎・校庭のある第１校地の他に、野球場・テニスコートなどのある第２校地を有している。