島根県立大社高等学校

昭和 24 年 5 月 2 日に新制島根県立大社高等学校としての最初のＰＴＡ総会が行われた。昭和 41年にＰＴＡの機関誌「鹿城が丘だより」が発刊された。現在では「大社高等学校ＰＴＡ通信」と名前を変えて継続している。

昭和 44 年 5 月、「大社高校ＰＴＡ母の集い」が発足し、研修会、懇談会、講演会等の活動を行った。昭和 63 年から一時活動を停止したが、平成 5 年 11 月に復活した。平成 6 年には「むらさきの会」と名称を変更した。

平成 5 年度から地区ＰＴＡを開催。家庭・地区・学校がそれぞれの役割を確認し、情報を交換し、生徒の資質の伸張と健全育成を目指している。

平成 7 年と 8 年に同和教育「ＰＴＡ活動」育成事業モデル校の指定を受け、研究会や研修会を通してＰＴＡの同和教育推進に成果をあげた。

平成 10 年に第 48 回全国高等学校ＰＴＡ連合会大会で全国団体表彰を受けた。

明治 31 年創立の県内で最も長い歴史と伝統を誇る学校の一つである。生徒は礼儀正しく、明るい雰囲気の中で学校生活を送っている。

多くの生徒は国公立・私立大へ進学するが、短大・高看への進学者や就職（含公務員）する者もいる。放課後と休日には「有朋舘」と称する卒業生記念館が生徒の自学自習のために開放され賑わっている。平成 18 年夏ＰＴＡの尽力で全ホームルームにクーラーが設置され、より快適な環境で学習に取り組めるようになった。

県内で唯一体育科を有し、野球・サッカー・剣道・陸上競技・体操部等の運動部が全国大会で輝かしい成績を残している。文化系では、美術部が平成 16 年、17 年と連続で「はんが甲子園」に全国優勝、放送部がＮＨＫ放送コンテスト全国大会準決勝進出、吹奏楽部が吹奏楽コンクール中国大会出場など成果を挙げている。