島根県高等学校PTA連合会

校歌

PTAの歩み

昭和 25 年 6 月、それまでの島根県立三刀屋高等学校奨学会を発展的解消して島根県立三刀屋高等学校ＰＴＡが発足し、会則を定めて運営の骨格を決定し、さらに役員も選出された。会議録によれば、発足当時は教育の場を経済面において整えようとするのが大きな目的となっていたようだ。

爾来 50 年余、子どもたちがのびのびと精一杯学校生活を送り、将来に向かって大きく成長していくための環境づくりや精神的支えとなる活動が評価されて、平成 9 年度には全国高等学校ＰＴＡ連合大会の席上にて全国表彰を受ける栄誉に浴した。

また、平成 9 ～ 10 年度の 2 年間、本校は島根県高等学校同和教育研究指定校に、あわせて本校ＰＴＡが同和教育「ＰＴＡ活動」育成事業指定ＰＴＡに選ばれた。同年、ＰＴＡ生活指導委員のメンバーが主体となってＰＴＡ同和教育推進委員会が発足し、様々な事業を展開しつつ今日に至っている。

学校の特色

大正 13 年 4 月に島根県立三刀屋中学校として開校し、昭和 23 年戦後の学制改革により島根県立三刀屋高等学校として生まれ変わった。平成 16 年に創立 80 周年を迎え、翌年の平成 17 年に創立80 周年記念式典が挙行された。そしてこの記念すべき 80 年目の年に、普通科から総合学科へ改編され、生徒の多様な進路に一層きめ細かい対応ができるような学校へと進化・発展することになった。

昭和 5 年に制定された校訓の精神「誠実・剛健、礼儀・規律、勤労・勉励」は今日まで脈々と受け継がれ、生徒たちは「われらの三高ここにあり」と胸を張って各種の部活動で活躍する一方、それぞれの進路目標に向かって勉学に励んでいる。

この間、昭和 53 年には野球部が初の甲子園出場を果たした。また、平成 18 年度演劇部が全国総文祭で審査員特別賞を受賞し、国立劇場で上演する栄誉に輝いた。