島根県立松江工業高等学校
住所 | 〒690-8528 島根県松江市古志原4-1-10 |
TEL | 0852-67-2121(代) |
FAX | 0852-67-2122 |
ホームページ | https://www.matsue-th.ed.jp/ |
校歌
PTAの歩み
本校のPTAがいつ発足したかをしめす、詳らかな資料は管見できないが、昭和53年発行の「PTA会報 第1号」における巻頭言に、PTA会則改正にふれた部分があり、そこには「(前略)二十五年前に改正されて今日に至っている会則は、現在の実情に合わないようですので(攻略)」と記述されている。また昭和54年発行の「PTA会報 第3号」においても「(前略)PTAが生まれましてすでに三十年を経過致しました。(後略)」とあることから、その歴史は、戦後の比較的早い時期まで遡ることができよう。昭和21年にアメリカ教育使節団が来日からはじまる、教育民主化の流れの中で進められた、全国的なPTA設置の動きに連動して設立したものと考えられる。
本校は、県内でも屈指の規模の専門教育を行う高等学校であり、松江市にとどまらず、出雲部の各市町村、隠岐郡や石見部からも多数の生徒が集まる学校である。PTAにも多くの支部があり、昭和の終わり頃までは、松江、安来、広瀬、八束、島根、美保関、鹿島、平田、斐川、大原、飯石、仁多、島前、島後といった地域で支部会が開催されていた。少子化による学校規模の縮小と、交通手段、通信手段の発達により、現在では隠岐地区のみ支部会が開催されている。
現在のPTAの主な活動は、年1回のPTA総会の他、理事会や評議員会を年2回以上開催し、学校への多くの提言を行っている。また、年2回発行するPTA会報は、全国大会の視察時に目にした各県の会報を参考に、紙面の改善を図っている。近年は、PTA役員の発案で、学園祭参加企画として焼き鳥の模擬店などを出店し、生徒、保護者に好評である。さらに、しまね教育の日(11 月1 日)の前後にPTA奉仕活動として実施している通学路の清掃活動は、地元古志原公民館と協力しての活動であり、毎年の恒例となっている。これらの活動が認められ、平成21 年度に全国高等学校PTA連合会会長表彰(団体)を受賞した。
学校の特色
本校は、「ものづくり」を合い言葉に、工業高校としての特色を作り出している。建築都市工学科・電子科・電気科・情報技術科・電子機械科・機械科という6 つの学科毎に独自の目標を設けて、それぞれの特色を生かした技術や知識を習得し、様々な資格取得もめざしており、全国でも有数の工業高校である。
教育環境も県下屈指で、校地面積は約10万平方メートルであり、甲子園球場2.5個分の広さがある。広々とした空間には多くの緑に囲まれて、様々な施設が設置されている。平成22年に新築された管理棟、教室棟の他に、各科実習棟、図書館、スポーツ施設としてバスケットコート2面分のメインアリーナに、柔道場、レスリング場、剣道場、フェンシング場が併設された体育館、及び野球、サッカー、陸上、ハンドボールの専用グランド、テニスコート、弓道場などがある。
それらの環境を活かして、部活動も非常に盛んで、運動部でも文化部でも、県の上位常連校であるばかりでなく、全国大会にも毎年出場する部がある。なかでも特筆すべきは、専門を生かした部であり、技能オリンピックへの出場や全国大会でも勝ち抜いていくロボット関係を筆頭に、様々な分野で実績を上げている。