島根県高等学校PTA連合会

校歌

PTAの歩み

本校では学校創立の昭和 28 年 4 月 15 日に総会が開かれ、ＰＴＡ結成の運びとなった。当初は会長も含めて保護者以外からも役員が選出されていたが、昭和 56 年会則を改正し、役員はすべて保護者から選出することになった。その後、生徒数の減少や、出身中学校の広域化に伴い、平成 17年の会則改正によって、保護者からの副会長は 2 名から 1 名に減じ、平成 24 年からは、「掛合・吉田、その他の地域」、「三刀屋地区」、「木次地区」、「加茂・大東地区」の四つの地区割に変更し、代議員については地区ごとの人数の比率を参考に選出することとした。ＰＴＡ活動としては、文化祭での保護者模擬店やバザーなどを中心に取り組んでいる。

平成 25 年、これまでの活動が評価され、全国ＰＴＡ連合会より優良団体校として表彰を受けた。

学校の特色

本校がある雲南市掛合町は海抜およそ 200 ｍ、古くから山陰と山陽を結ぶ街道沿いに開けた町である。人口約 3,200 人、明治時代はこの地に郡役所が置かれて諸官庁の出先機関の集中設置をみた。耕地や諸産業の立地条件等は十分ではないが、豊かで清冽な自然と素朴な人情と地元の教育に対する熱意に支えられて、三刀屋高校の分校として 60 年の歩みを超える歴史を刻んできた。

生徒は、掛合、吉田、三刀屋に加え、木次、加茂、大東など市内全域から広く通学している。誠実で勤労を厭わない気風が根付いており、創造的で調和のとれた人間形成を目指す教育を展開している。

平成 10 年からシンガポールへの海外研修が始まり、平成 23 年からはマレーシアの高校への訪問、交流が加わった。

平成 25 年度からは、県の「地域でつながるキャリア教育モデル事業」の指定地域校として、体験学習を中心としたキャリア教育の再構築に取り組み、また、タブレット端末などを活用した先進的なＩＣＴ教育も推進している。